真の働き方改革は顧客に対してNOが言える環境にすることだ。

ども、ねこのんですー

今日は仕事のことについて。働き方改革って昨今言われております。コンビニのような365日24時間営業している店舗でも遂に時短営業など取り入れるような改革がでてきました。

ねこのんの近所のスーパーも深夜1時くらいまで営業していたのを22時までにするって張り紙が出ていました。22時だと仕事帰り使えないこともあるな…とは思いつつ、少し遠いけど他のお店が無いこともないし良いんじゃないかなというのが意見。

深夜帯の人件費も削れるし、最低賃金も上がり続けていると売上が取れないなら深夜営業のメリットはほとんどないです。

恐らく駅前だし少なからず文句言う客もいそうですが、反対出口行けばスーパーあるしそもそもコンビニは横にあります。

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お客様ファーストは止めよう

残業を減らしたり、有給取得を促したり、働き方改革により企業も動かざるを得ない状況の中で対応が進んでいます。

元々力のある会社なら対応もできるかもしれませんが、人員の少ない中小企業では1人欠けると穴埋めが大変です。

コンビニでオーナーや店長が休めないのは慢性的な人員不足が一番の原因。募集しても人が来ない。しかし、そもそもの原因は利益がでないから人を潤沢に雇えないことが上げられます。

大半のコンビニ夜勤のシフトなんて精々1人か2人体制です。それ以上使えば深夜時給もありとても利益は出ません。1人シフトの人員が欠勤でもすればお店を営業するには誰かが代わりに出るしかありません。

仮に1週間すべて1人夜勤のお店だとすれば雇える人員は最大でも7人。しかし、夜勤やりたい人が週1回で良いということは少なく、中には週5回入りたいとかありがたい人も居たりしますが、その人を雇えば他にも週3回入りたい人がいたら希望通り入れてあげることができなくなります。一日だけ二人シフトにしたら?という考えもありますが月の人件費でみれば3、4万の人件費が上乗せされます。

そんな余裕あるオーナーなんてほとんどいないんですよね。シフト数が少ないから雇える人員も限られる、少ない人員で回すからトラブルがあると対応できるものがおらずオーナーや店長が休めなくなる。

そんなサイクルができあがってしまうのです。結局のところ1人で回すくらいお客様が来ないのに24時間という営業を取ることにも原因はあるのです。

結局お客様を第一に考え便利にしていった結果が儲からない今の時代には対応しきれず働きにくさを生んでいるのです。

断る勇気

コンビニなどは本部との対立なんかもあり、オーナー自らの判断だけで時短営業したりできないという問題もありますが、多くの仕事で言われるのはお客様第一主義のせいで働く側のストレスが増えているということです。

接客業はもちろん、営業や下請け会社とか立場上強く言えない側に客が無理難題を押し付けるせいで過剰な対応をしてしまい、利益にもならないのに忙しくなり働く時間が増えてさもたまっていることが大きな原因です。

なぜ会社側が立場が弱い?

お店だとわかりやすいですが、そもそも客とお店はなぜ対等な関係でないのか。

日本はやたらおもてなしの文化とかがちやほやされますが、海外で買い物してもお店の店員が客にへこへこしているということはほとんどありません。日本人から見ると態度が悪いと感じることもありますが、向こうではそれが普通なのです。

日本では、欲しいものが売っていなくて店員に切れて、他どこで売っているか探させ、やっと見つけたと思って伝えたら、そっちはうちの家とは反対側だからこっち側で探せとか言ってくるバカがいます。ねこのんの体験でも実際に居ました。色々なところに電話かけて確認させられ、利益にもならず時間と電話代だって取られ文句いって帰るのです。

ただのわがままです。本当に困っている人には何とかしてあげたいと思うことはありますが、わがままになぜ付き合わないといけないのか。

そろそろ会社側が理不尽な要求をしてくる客を切り離す時期が来ているのだと思います。

「これ以上はできません」

はっきりと客にNOと言えるように会社がここまでは対応するという線引きをして社員に示すべきなのです。

だらだらと「今回だけは…」みたいに要求を飲んでいくから付け上がる客がいるのです。

法人同士のレベルでも同様です。無理を言ってくる客は切る。有効な関係を築ける客とだけやりとりをする。

目先の売上に惑わされず、社員が働きやすい精神衛生的にもクリーンでいられるようにしていくのが、真の働き方改革だと思います。

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