どもーねこのんですー
今はちょうどお盆ですね。ねこのんは特に休みとかではないのですが、お休みの方も多いことでしょう。
まぁお盆休みがあるだけでもましな会社とも言えるかも知れませんが、こういった長期休暇の後に転職を考える人も多いそうです。
自分の時間がゆったり取れるので将来について考えたり、田舎に帰ったりして田舎の良さを再確認したり、転職したいと思うきっかけができやすい時期でもあるのですね。
でもそのためには、今の仕事を辞めないといけませんね。これは以前の会社に居たときの話と同じ会社を今、正に辞めようとしている元同僚の話。
目次
退職を引き止められる!
働き方改革など働く人の環境の整備がなされる中、実際中小企業などはそう簡単に待遇を変えられるものでもありません。
そもそもギリギリでやっているのに、これ以上無理だ!と言うのも経営者の本音です。しかし、待遇が変えきれなくても少しでも従業員の負担を減らせるように、取り組むべきことを見直したり限定させていくなどできることはあります。
会社がなんとかしようと頑張ってくれていれば、まだ続けて行こうと考えも生まれるかもしれません。
しかし、ねこのんが以前居た会社はそうではありませんでした。
業務量が増えて、人は減っているのに、やり方が変わらず「すべて取り組んでいくよ!」みたいなスタンス。普通に回すだけでも人が少なくて大変なのに、目標やノルマが増え、管理することも増えていくような状態でした。
まともにやれば労基にも訴えられるような働き方でしたが、小さな会社の難しいところで、社長はじめ全員の距離感が近いだけに変な情も生まれてしまうのですよね。
しかし、このままやっていくことなどできない!ということで退職を決断しました。
一度は退職を諦めた
ねこのんが以前の会社を退職しようとしたのは2回ありました。つまり一度は引き止められて、思い止まったということです。
一度目の退職の決意は、自分のキャパシティの限界と多少なり自分が迷惑をかけたことからの精神的なもので追い詰められたからです。
そもそもの働き方は朝から晩まで休みもほとんどなく…という状況の中で、ねこのん自身も関わるトラブルを起こしたことからです。
そのため担当していた場所から異動したのですが、担当する内容がより増えてしまったわけです。対応するだけでも大変なのに、ノルマなど管理する内容も倍になったようなものでした。
しかもやり方に口を出してくる上司が近くに居たせいで、ガンガン追い込まれていきます。正直このやり方では短期的に何とかはなっても、継続した組織作りなどできないと思っていました。
自分のやり方に持ち込みたくても、口を出してくるので中々うまくいきません。
そこでストレスも溜まりもう限界だということで、仕事を辞める話をしました。
働き方を変えるという引き止め
社長に辞める話をした後、ほぼ社長より偉い感じのマネージャーみたいな人がいたのですが、その人がねこのんの働き方を変えるとの話をその日にしてきたのです。
社長には「残念だけどな…」って感じで引き止められたわけでもないですが、一時保留というか辞める話が伝わってなさそうなマネージャーがその日に働き方を変えるという提案をしてきたのです。
なので正確には引き止めという感じでもないですが。
その働き方は確かにねこのん向きで「それならやれるかな」と思ったのも事実で、辞める話がさらっと流れた感じでした。
働き方が変わったのは一時的
働き方を変えるということで、ねこのんの立場的に実際結構働きやすくなりました。精神的にはだいぶ楽になっていました。実際の勤務時間は相当なものなのはかわりませんでしたが。。
しかし、その時間も数ヶ月って感じでしたね。さらに規模を拡大する会社、人が増えるわけでもないから結局元の業務も降りかかって来て、仕事量は激増です。
束の間の休息期間は終わり、またストレスがかかる時間が増え、最終的には身体にも影響が出てきたので、もうダメだなと思い、2回目の退職を決意しました。
2回目はすんなり退職できた
2回目の退職を決めたとき、確かにストレスはありましたが、仕事自体は比較的上手くこなしてはいました。
立場的にも会社の社長、マネージャー、その下くらいの立ち位置だったので、周りも辞めるなんて全く思ってなかったと思います。
しかし、これ以上仕事だけに時間を使いたくないという思いが強くなっており、ここしかないというタイミングで退職しました。
退職を伝えるタイミングが大事
やはり会社にとって繁忙期や人を減らすわけにはいかないタイミングと言うのはあります。
かといって会社の意向に沿いすぎると辞められないので(人が足りてるときなんてなかった)、他の人が辞めそうな時や近々に新たなプロジェクトみたいなのがスタートしそうなタイミングは極力避けた方がいいですね。
あとは、自分が担っていた役割が最低限引き継げそうな人材が居るタイミングだとベストです。
体調のせいにする
身体の具合が悪いというのも1つの手ではあります。まぁこれは鬼畜な経営者では通じないかもしれませんが…
ねこのんもちょうど「血を吐く」というやばい瞬間がありました(笑)まぁ原因は仕事が直接的かはどうかわかりませんが、色々トラブルが起きたときではありました。
実際、ブラック企業なら何かしら働きすぎで体調に影響が出ていることもあるでしょう。辞める前くらいから、「最近体調が悪くて…」みたいな感じで回りに伝えておくのもありかもしれません。
辞める1つの理由にできますし、ぶっ倒れられても会社だって困りますからね。
前向きな辞める理由を列挙する
もっとも大切なのはこれです。辞めたいと伝えて、引き止めたい人なら理由を聞いてくるものです。
そのときに一番いってはいけないのは、会社に対する不満。
給料が低い、休みが少ない、残業が多い、業務が合わない…
このような会社に対しての文句を辞める理由にあげてしまうと、簡単に言い返されます。
働きやすくなるように一緒にどうするか考えようとか、微々たる給料の改善を伝えてきたり、目先だけ良いことを言って来たりするのが典型的なパターンです。
そこに揺れてしまうと漬け込まれますので、辞めるという揺らぎのない意志が大事です。今まで改善できなかった会社がそんな簡単には変われません。一瞬変わってもねこのんのように一時だけです。
そんなとこより引き止めようがない理由をあげましょう。
これは年齢とかでも多少変わってくるかもしれませんが、前向きな退職理由でより具体的であることが良いです。
ねこのんの場合は、やりたいとことがある。
と言うことをメインに伝えました。具体的には、大学でもやっていた映像製作に関わるような仕事をしたいからって感じでした。
実際の転職先は全く関係ないところですが(笑)
でもちゃんと近しいところは受けて内定までもらったけどね!
とにかく、辞める理由は前向きに「ここではできないこんなことをしたいから!」と言う将来への希望を理由にするべきです。
今の会社では改善したところで出来ないような内容がベストです。
ただし、あまり夢を見てるような内容だと言い返され兼ねないので、自身の年齢など加味して理由を決めていきましょう。
家族との時間のためとか、会社が納得せざる得ないないようで攻めていきましょう。多少嘘でもOKです。実際どうしようが個人の自由です。
ねこのんも仕事ではやってないけど、転職したお陰で、実際クリエイティブなことをやる時間もできたりしてますからね。人生仕事がすべてではないです。
元同僚は辞められたのか?
ねこのんは無事、タイミングをはかって、情にも訴えつつ、希望を話すことで退職がすんなりできました。
そんな前の職場でねこのんもお世話になった方がおり、唯一まだ前の職場の人でたまに会うことがある人です。
お子さんも居る家庭のある方ですが、与えられている仕事はきちんとこなす結果を出す方なので、一応上司だったねこのんも当時はとても助けられました。
しかし、家庭もある中この仕事は大変だろう…というのは思っていました。
ねこのんが辞めてから3年ほど、結局会社の体制は相変わらずのままで、元同僚も色々限界が来たようでついに辞めるという話をしたそうです。
社長に直接話をしたものの、聞く耳を持たない状態で「保留」で返されたそうです。
ここで難しかったのはタイミング。
直近で1人社員が辞める予定があったこと。加えてバイトさんなども辞める話があり人が減るタイミングだったことです。
零細企業で1人社員が減るのはかなりの大穴になります。そこで仕事もできる同僚がさらに抜けては大打撃です。
余裕のある退職スケジュールを伝える
会社を辞めるときは少なくても一月前くらいには伝えておくべきですし、労働基準法を見ても一月あれば十分です。
しかし、会社としては一月で代わりの社員を立てるのは難しいものです。なんでこんなタイミングで辞めるんだ!と逆鱗に触れかねないので、できるなら余裕を持った期間を伝えておきたいところです。
最初から3ヶ月~半年くらいの期間を伝えれば、相手も聞く耳を持ちやすくなります。冷静に話し合いたいなら猶予を持たせる落とし所も必要にはなるかと思います。我慢のところですね…
あとは、年内とかキリの良いタイミングとかでも、納得されやすくなります。相手を考慮している感じを出すのは意外と大切になってきます。
押し負けないこと
ある程度会社には配慮しつつも、辞めるという意思を曲げないことが大切です。
念頭に置いておくべきは、仕事は自由に辞める権利があることです。法律的にも14日前に退職を伝えていれば辞められるわけです。
退職の話が進まないなら、この事も話しつつ、労働基準監督署などへ相談することも匂わせることも必要になってくるかもしれません。
円満退社したいと思うと中々踏み込めないところかもしれませんが、力には力も必要です。
で、結果元同僚がどうなったかと言うと、結局押し問答の末まだ辞められてない状態です。
最初に話す前に教えてくれたらよかったのに。。話した後に聞いたのでアドバイスができなかった。
まぁここ数日の話なのでまだこれからですが…進展したら結果も書きたいと思います。