ども、ねこのんです!
今日は久々に時事ネタでも取り上げようかと思います。
こんなニュースがありました。
誰が自分の給料を出してくれているのか
片山晋呉・不祥事 “おもてなし”重要 ファンサービス改革矢先の失態
6/7(木) 9:00配信
片山晋呉=宍戸ヒルズCC(高橋朋彦撮影
ゴルフのプロアマ大会で、片山晋呉の不祥事が起きた。トーナメントには、1試合あたり5億円前後と莫大(ばくだい)な経費がかかる。そこで欠かせないのが、大会を支えるスポンサーを招待するプロアマ大会だ。お世話になった人たちへの“おもてなし”である。
【写真で見る】 片山晋呉…こんな帽子も
今季、男子を上回る38試合の開催を実現させた人気の女子ツアーは、プロアマ大会を重視した成果だ。ラウンド中、積極的にレッスンや会話などコミュニケーションを義務付けており、とにかく評判がいい。今年から新選手会長に就任した石川遼プロの方針は選手の意識改革だ。(1)ファンサービスの充実(2)プロアマ大会での招待者への“おもてなし”-を掲げた。
そんな矢先に片山プロの失態が起きた。過去、男子のプロアマ大会の評判は芳しくなく、「自分の練習ばかりする」「教えてくれない」など、スポンサーの嘆きが聞こえてきた。今回の事案がもし氷山の一角だとしたら根は深い…。プロアマ戦では選手にギャラも出る。機構幹部は「プロアマでの個人の練習なんてもっての外。練習日は別にある」と話す。
今季は選手が積極的にサインをするなどファンサービスも好評だった。ギャラリー数も全試合で昨年を超え、平均視聴率も昨年比1・4ポイント増の4・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。好発進した石川新体制に水を差してしまった。(清水満)
最終更新:6/7(木) 11:41 出典:産経新聞
プロゴルファーの片山選手のファン(スポンサー)への対応。
ねこのんゴルフはあまり詳しくないですが、ゴルフの片山選手と言われれば顔くらいは出てくるくらいメジャーな人です。
簡単に言えばそんな有名なプロ選手がスポンサーやファンを蔑ろにしたというニュースです。
エンターテイメントの必要性
ゴルフってとてもお金が掛かるスポーツの一つ。中々アマチュアのままだと生活も苦しい。
大会で成績が残せない限り賞金も貰えないし続けるのも大変。
オリンピックに出るような選手でも競技によってはそれだけでは食べていけないようなものもたくさんあります。
人間生活のために必要なのはまず「衣・食・住」。当然ながらこれが優先されます。生活が切迫しているときにスポーツをやろう!とはならない。というか、なれない。
スポーツとはそういうものです。同じように音楽とか芸術とか、エンターテイメント的なものはすべて生活の上では2番手3番手、もっと優先順位としては低いものがあります。
それがないと生活できないものでない以上、通常はなくてもいいものになるのです。
でも、ねこのんもスポーツはやるのも見るのも好きだし、無くなってほしくないものです。
それは、やはりそのスポーツを見てやって感じる、楽しさとか喜びとか時に悔しさとか、色々な感動があるからです。
人生を豊かにするのはそういった心の充実なのだと思います。
そしてそんな心の充実を与える側にいる人は、与えられる側の人のことは最優先に考えるべきことです。特にプロとしてやっているならば。
プロスポーツの意義
芸術なんかもそうですが、プロとして活動できるのはそれにお金を出してくれている人がいるからです。
それが、ファンであり、スポンサーであるわけです。
生活の最優先にはならないものを続けてお金をもらえているのはそのような人たちがいるから。だとすればそこからお金をもらっているプロならば、まずはその人たちを大切にしなければいけないのは当然です。
今回の話だと、片山選手にはそんな思いがまるでなかったように思われます。
きっとプロとして食べていける前はそんなこともなかったのでしょうが(しりませんが)、大きくなってその心がなくなっていたのでしょうね。
プロとしてなぜ活動できているのか考えなくてはいけませんね。
高校生のアルバイトだってわかっている
昔ねこのんが勤めていた先にはアルバイトさんもたくさんいました。
高校生のアルバイトさんもたくさんいましたし、経験豊富なパートさんとかに比べると意識は甘いところはあります。
態度が良くなくてクレームをもらうことがあれば指導もしますが、そんなとき問いかけるのは
「誰からお給料をもらっていると思う?」
という問いです。会社とかお店とかと答える子もいますが、すこしそこで考えさせると
「お客様」
と言うところにすぐ行き着くのです。
正直、大した給料をもらっているわけでもないし、ねこのんだってたくさんお金をもらったこともないけれど、少なくてもその仕事でお金をもらえているのは来てくれる人たちがいるからです。まだ10代でも簡単に行き着く答えです。
お店とかだと目の前でお金を頂き商品をお渡しする。というお金と品物のやりとりが目に見えます。
スポーツではそれがわかりにくい。
逆に言うと商品のような目に見えるものがないかわりに、お金を出してくれている人に「感動」をお渡しするように努めないといけないのです。
バイトから出直せ
今は、目に見えないような格差社会が広がっています。
見えるものももちろんあるけれども…
お金持ちになりたいとは言わずとも、好きなものを自由に買うくらいはできるようになりたい。
でも収入は増えない。ねこのんたちの世代は本当にそういう人が多いです。ねこのんも然り…
だからこそ、エンターテイメントで稼いでいる人にはモノを申したいと思うわけです。もちろん必死に努力してプロになった人もたくさんいるわけですから、お前はそれだけの努力をしたのかと言われれば答えに困ることもあるでしょう。
しかし、ファンあっての生活を選んだ以上応援してくれる人を大切にできないならその資格はないと思います。
はっきり言いたい。コンビニでもスーパーでもいいレジ打ちバイトあたりから出直せと。
この仕事が実はいかに大変で、いかに色々な判断を求められて、いかに色々なトラブルがあって理不尽があって、それでもらえる給料はいかほどか。
体験してもらいたいものです。
経験している人ならわかってくれる気がします。
なんとなくこの記事をよんでそんなことを思ったので書き連ねてみました。
でもスポーツは好きだぞ。頑張っている人は応援しています。では(=^・・^=)