ども、ねこのんです!
昨日行くつもりだった登山を雨のため今日に変えたのに、結局今日も朝は雨で雷まで鳴ってました。
せっかく連休だったのに行けなかった。。
明日からはまた夏日に変わるそうですが、東京は10年ぶりの低温とか言ってましたしね。雨の多い5月になってますね。このまま梅雨入りだったりしないだろうな。。
山に行くならそろそろちゃんとしたレインウェア買った方がいいかもな…
ということで「ちゃんとした」レインウェアってなんだ?ってことで調べてみた。
目次
レインウェアって何を基準に選べばいいのか?
一口にレインウェアって言っても色々なものがあります。
レインウェアの種類
そもそも「レインウェア」とか「レインスーツ」とか「レインコート」とか…色んな言い方してますが違いはなんなのか。
「レインウェア・レインスーツ」は簡単に言うと上下セパレートになっているものを差すことが多いようです。動きやすく、足元以外はフルカバーしてくれるので、登山なんかにはこちらのタイプですね。ねこのんも探そう(=^・・^=)
「レインコート」はそのままコートタイプ。パンツはなく、丈が長い物になります。丈よりしたは濡れやすいので、長靴なんかと合わせると便利ですね。タウンユース向けって感じです。
他にもすっぽり被るだけの「レインポンチョ」タイプなんかもあります。バッグなんかも持ったまま被れて手軽で便利なので、最近増えてますね。子供が着てるとかわいいです。
レインウェアの機能「耐水」や「透湿」って?
低価格のレインウェアによく使われているのは、生地をPVC加工(塩化ビニールでコーティング)したもの。バッグでも防水性を謳っているものによく使われていますね。
防水性というだけならこれでも十分なことが多いですが、ウェア自体が重かったり携帯性も低いものが多いです。あとは劣化するのもPVCのデメリット。あとは「透湿性」はないので長時間着ていると蒸れてきたりします。スポーツなどアクティブな時はかなり不向きです。
耐水性とは?
レインウェアの防水性を表している数値を「耐水性(圧)」と言っています。
どれだけ水を通さないかを示しているので、数値が高いほど防水の力が強いウェアになります。生地の上に1cm四方の筒を置いてその中に水を入れていきます。生地から水が染み出してきた時の数値が耐水圧です。2,000mm(2m)までの高さの水に耐えられたら、耐水圧2,000mmということになります。なんかすごいですね。。(=^・・^=)
一般的な傘で250~500mmくらいの耐水圧だそうです。
普段使いのレインウェアの耐水圧は1,000mmもあれば十分と言われますが、濡れたことに座った時などは体重などの圧がさらに加わるので注意は必要です。
耐水圧の目安として…
・20,000mm(嵐)…登山など
・10,000mm(大雨)…スキーなど
・2,000mm(中雨)
・300mm(小雨)
とも言われています。5,000mmくらいあると安心感が高いですね。ねこのんは登山でも使いたいので20,000mmくらいのものが必要になるわけですね。
透湿性とは?
汗などの水蒸気を外に排出する性能のことを「透湿性」と呼びます。
水滴を通さないくらいとても小さな穴が生地にたくさんあり、内側にこもった水蒸気を外に逃がせるようになっているわけです。
透湿の性能は生地の1平方メートルあたり24時間に何gの水分を透過できるかで表示されています。
最低でも透湿性5,000gは欲しいところです。耐水性が高いだけのレインウェアを着用すると蒸れて大変です。
運動時なんかには10,000gくらいは必須と言ったところになってきます。
その他、「撥水性」と言ったものもあります。撥水は水を弾く能力のこと。
生地の上で水滴がコロコロと転がって、生地が濡れるのを防いでくれます。
このようにレインウェアの機能で見るべきは、耐水性・撥水性や透湿性といったところが重要です。ちなみにどの能力も使っていくと落ちていくことは理解しておく必要があります。
賢い方はお分かりの通り、耐水性と透湿性は相対するものであります。どちらかが高ければどちらかかが低くなるのが当然です。
素材の矛盾を克服した素材がある!
じゃあ耐水性を取ったら蒸れるのは我慢するしかないのか…という話になるわけですが、世の中にはすごい生地がたくさん生み出されています。
特に登山などで使うには透湿性は重要。我慢してできるものではありません。登山では汗などが乾きにくい「綿」素材の衣類はNGです。服が濡れたままだと、身体が冷えて体力を奪っていきます。酷くなれば低体温症になる恐れもあるので乾きやすいポリエステルなどの素材が選ばれます。
レインウェアも透湿性がないものだと当然内部で蒸れて、服は乾きません。耐水性をもちながら透湿性も高いことが必須になるのです。
耐水性と透湿性に優れた素材とおすすめレインウェア
・ゴアテックス 耐水圧45,000mm、透湿性13,500g
名前くらい聞いたことがある人もいるかもしれないのが、このゴアテックス。もっとも有名な耐水透湿素材と言えます。アメリカのゴア社が作った素材で色んなメーカーがこのゴアテックスを使って、ウェアを作っています。
(ザ・ノース・フェイス)THE NORTH FACE レインテックスクラウド NP11714
ゴアテックスで上下を揃えようとすると、3~4万は覚悟が必要です。。高いです。。本格的に登山などで長く使っていきたい方は思い切って購入するのもありだと思います。ただ、ゴアテックスをどう使っているかはメーカーにもよるのでよく確認して使いやすそうなものを選びましょう。
・ベルグテックEX 耐水圧30,000mm、透湿性16,000g
ゴアテックスじゃなくても、機能的なものは各メーカーが開発しています。こちらのベルグテックは、日本の一流メーカーミズノが作った素材。透湿性はゴアテックスを凌ぐ力がありながら、耐水性も非常に高いです。
[ミズノ]アウトドアウェア ベルグテックEXストームセイバ-VIレインスーツ
もう少し安いのはないのか…というところで探すと必ず出てくるのがこのミズノのストームセイバーです。上下で1万円前後で買えるかなりコスパのいい製品です。着心地や全体の機能もしっかりしているので人気のあるレインウェアです。登山でもばっちりですね。
・ブレステック 耐水圧30,000mm、透湿性12,000g
こちらはオンヨネという会社が作った素材。オンヨネは新潟の会社でスキーウェアなどでは有名な会社です。プロ野球選手なんかとも契約してウェアを提供しているメーカーです。こちらも耐水性はかなり高いです。
ONYONE オンヨネ メンズブレステックレインスーツ ODS96032
ミズノ同様こちらも高コスパレインウェアと言える一品。スキーウェア作っているだけに機能性も十分と言えます。日本のブランドは雨に対する意識が高いですね。雨の多い国だけにゴアテックスにも匹敵するウェアですね。
・ドライテック 耐水圧20,000mm、透湿性15,000g
こちらはモンベルが作ったドライテックという素材。モンベルと言えばリーズナブルな登山用品を提供してくれるハイカーの味方ですが、こちらのドライテックも登山にも使えるレベルを保ちながらリーズナブルに作ってくれています。
(モンベル)mont-bell ドライテック レインウエア Men’s 1128297
モンベル(mont-bell) サンダーパス ジャケット & パンツ
普段使いでも登山の導入にも十分使えるレインウェアになっています。数字上は非常に高いので期待できそうですね。下のサンダーパスの方がよりアクティブシーン向けになりますね。上下セットじゃないドライテックを使ったピークシェルもおすすめです。
何を基準にレインウェアを選ぶか
レインウェアの機能や素材について見てみました。他にも各ブランドが作っている素材もたくさんあります。数値上高めのものを紹介してみました。
上で紹介したものは上下セットになっているものですが、別々で売っているものも色々あるので気になる方は探して見てください。
ちょっと通勤の備えに…くらいでレインウェアをお探しだとすれば上記のものはオーバースペックになってくるので、自分の使用用途をよく考えて探して見てほしいですね。
アウトドアブランドの高機能ウェアは冬には大活躍してくれるので、登山とか行かないし…っていう方にもおすすめできます。一枚上に着れば軽いのに、風も通さず快適に冬を過ごせます。ノースフェイスとかならオシャレなものも多いですし、タウンユースでもばっちり使えます。
普段使いのものでも、少し数値を気にして探して見るといいものが見つかるかも(=^・・^=)