バッグの修理ってできるの?値段はどのくらいかかるのか?一般的な修理の流れをチェック!

ども、ねこのんです!

バッグとは…

消耗品

です!

いきなりなんなんだって感じですが、バッグには夢や希望も詰まっているかもしれませんが、使えば疲弊し壊れてしまうのも現実です。

形ある以上壊れないものはありません。どんなに丈夫と言っていても壊れるときは壊れます。

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バッグを修理するには?

まず、修理の前に最初にバッグを選ぶときに

どのくらい使いたいのか?

と言うことをよく考えて選ぶことは重要です。

1年使えれば良いというのと、5年は使いたいというのでは、バッグの選び方はかなり違ってきます。

素材を見極める

何度もいいますが、壊れないものはありません。ただ、「壊れにくいもの」はあります。

特にバッグは様々な素材が使われます。ナイロン、ポリエステル、コットン、レザー…こういった素材をベースに、様々な加工をして汚れや水に強くしたりします。

この加工がまず絶対的な劣化の原因になるものがあります。

一番分かりやすいのは、「合成皮革」と言われるレザーに似せた加工です。ナイロンなどにポリウレタンコーティングを施して、レザーのように見せている生地ですね。新しいと本物のレザーとわからないくらいよくできたものもありますが、年月が経つと合成皮革というのは致命的なデメリットが出てきます。

加水分解」と言われる反応がおきて、コーティング部分が剥げたり割れたりしてくる状態です。スニーカーのソールなんかにもよく起きる現象ですね。

湿気を避けたり、日の当たらない風通しの良いところで保管したりすることで、過水分解の速度を遅くすることはできますが、遅かれ早かれ劣化してしまうのは避けられません。

こういったコーティング生地のバッグを選ぶときは注意は必要です。大体2~3年で過水分解が進むと言われるものが大半です。高性能なコーティングだともう少し長持ちするものもありますが、結局は使い方次第です。

もちろん雨に強かったり生地そのものの耐久性は上がるので悪いことばかりではありません。

ここで言いたいのはこう言った素材の特性を見極めないと、希望通りバッグを使っていくことは難しくなるということです。

バッグの修理の流れ

まずはざっとバッグを修理するときの流れを見てみましょう。

街の修理屋さんみたいなところでも直してくれる場合はありますが、基本的には取り扱いのメーカーでの修理が望ましいです。一度修理屋などで直してしまうと、メーカー修理ができなくなる可能性もあります。

メーカーまたは販売店に持ち込む

修理の可否とお見積・納期が来る

納得できれば修理スタート(できなければ返却)

修理完了・お渡し(お支払)

メーカーなどによって対応は多少異なりますが基本的にはこんな感じの流れです。

メーカーまたは販売店に持ち込む

ブランドや品番などがわかるなら検索して、ブランドホームページで修理対応などがどうなっているのか調べてみる方が良いです。

直接メーカーに送ったりして対応できるなら修理期間や修理代が少なく済む場合もあります。送料も負担してくれるメーカーさんなんかもありますね。

メーカーさんによっては購入した店舗で対応してもらってくださいというところもあるので、その場合は購入店舗に持ち込みましょう。覚えてなければそのブランドを取り扱っているお店で相談してみましょう。

レシートなど購入履歴がわかるものがあれば、保証を付けているバッグなどもあるので一緒に持ち込むと良いです。無くても基本的には取り扱いがあるブランドなら受けてくれると思います。

修理の可否とお見積・納期

そもそも修理ができるかどうかと言う判断がまずあります。

「ファスナー外れたくらいだから、写真でもあれば見積りでるでしょ?」

みたいな人がいるようですが、基本的には修理品のバッグは預けてからのお見積りになります。

素人目ではわからないパーツや生地の傷みなどが発生しており簡単そうに見えて簡単じゃない修理も意外とあります。ちゃんと修理したいなら必ず預けましょう。

バッグの修理と言うのは、大半の場合一度バッグを解体して生地やパーツを交換して再縫製するというのが基本です。

ファスナーを交換するだけという修理だとしても、その手間とパーツ代など意外と値段が張ることがあります。

ファスナー交換になると長さや種類にも寄りますが、30cmくらいでも3000円~1万円くらいはみておいた方が良いと思います。日本製や海外ブランドは高くなる印象があります。

新しいの買った方が良いかなということもよくあることなのでお見積りは真摯に受けとりましょう。決して高いなどと文句を言わないように…

恐らく大半のメーカーでは修理価格で大きな利益を得ているようなところはありません。むしろ手間隙と運送費などを含めるとほとんどサービスみたいなものになっているところも多いと思います。

お見積りが出るのに1週間から2週間のところが多いですが、早いと数日、遅いともう少しかかることもあります。

納期は1ヶ月くらいかかることが多いですね。ただし、工場が海外ということもあったりするのでもっとかかる場合もあります。あと、ポーターが有名な吉田カバンだと平均して3ヶ月くらいかかることが多いです。

小回りが利くところは早いことはありますが、結構時間かかることもあるので余裕をもって修理を依頼しておきましょう。

修理はあくまでも修理だけ

伝えた壊れた箇所だけでなくお見積りのときに一緒におすすめの修理箇所など教えてくれるときがあります。

きちんと使える状態にしたいというのがバッグ屋さんの想いです。

ただし、汚れなどのクリーニングと言うのは基本的には行ってないことが多いです。レザーバッグとかだと手入れしてくれるところはあったりしますが、基本は修理のみです。

修理に出したからとピカピカになって戻ってくることはないです。クリーニングしたいならそれこそクリーニングの専門のお店などに頼むしかないですが、色落ちしすぎたり雰囲気が変わることもあります。その点を留意して頼むようにしましょう。

新しいバッグの購入も検討

はれて修理が終わって使えるようになったり、お見積りが高くて悩むなら、新しいバッグを買うことも考えましょう。

せっかく修理したのに新しいもの買うの?という感じかもしれませんが、やはり同じバッグを毎日使うのと時々入れ換えながら複数を使うのとでは、使える期間が変わってきます。

素材なども気にしながら長く使えるバッグ探さしのきっかけにするのもいいですね。